【4:44】Cカー列伝アーカイブ
- 1 名前:CarNo.774 :04/06/06 22:58
- ルマンウィーク突入記念
- 35 名前:CarNo.774 :08/02/20 19:53:30 ID:LwDWHABi
- 123
- 36 名前:CarNo.774 :08/10/11 17:45:04 ID:3+L3WF4a
- 90年IMSA開幕戦デイトナ24時間、ジャガーは幸先よく勝利を収める。88年もデイトナでの勝利がルマンへの勝利へと繋がったこともあり、チームの士気が高まったことは想像にかたくない。
この年のTWRジャガーは「スプリント」をターボで戦い、ルマンは従来のV12マシンで戦うと言う両面作戦に出る。 そしてWSPC開幕鈴鹿を迎える。実はこの年、メルセデスはルマン欠場を表明していた。前年に続きこの年もルマンはFIAとACOのゴタゴタでWSPCから外れた。 そのことに関するプロテストとしてルマンをボイコットするのだと言う。もちろん「勝ち逃げ」と非難する外野の声が無かったわけではないが。 逆に言えばそれだけメルセデスはWSPCに集中できることとなる。
- 37 名前:CarNo.774 :08/10/11 17:45:45 ID:3+L3WF4a
- さて予選は昨年に続きトヨタの1−2。メルセデスはカーボンモノコックの新型C11(このマシンから車名からザウバーが外れ「メルセデス」に)を1台持ちこむが、雨の予選でクラッシュし決勝は2台ともC9に。
しかしこの年からメルセデスもグッドイヤータイヤを履くこととなっており、その脅威はすぐに証明されることになる。 ジャガーもその恩恵に預かることになるのはレース開始と共にすぐに明らかになる。 レース前、口の悪い評論家に「トヨタ・日産に比べれば軽自動車みたいなもん」と酷評されたターボジャガーだったが、その評価レーススタートともに変わる。 レース序盤は、トヨタとジャガーの激しいバトルとなる。一方のメルセデスは1台がピットスタート、1台がスタートの1コーナーでハーフスピンし大きく後退、この時点でメルセデスの勝利を予想するものなどどれだけいたか…。 あまりに激しいバトルのため、ジャガーもトヨタも燃費が悪化し、1回目のピット作業の後はペースダウンしレースは落ちついた、かに見えた。 しかしいつのまにかメルセデスが上位に進出しているのである。そして終ってみればメルセデスの1−2。一体あのハンデはなんだったのかと言いたくなる完勝である。 他チームとの差は縮まるどころかまたはるか先に行ってしまった。グッドイヤーを履くメルセデスはまさに鬼に金棒だった。 (省略されました・・全てを読むにはここを押してください)
- 38 名前:CarNo.774 :08/10/11 17:46:59 ID:3+L3WF4a
- レース序盤を引っ張ったトヨタはガス欠になりながら惰性でカシオトライアングルを下り4位入賞、ジャガーはガス欠でリタイヤ(公式発表は電気系トラブルだったが恐らくガス欠だろう)。
メルセデスに次ぐ表彰台をゲットしたのは序盤のバトルに加わらずレースを進めた長谷見組の日産(89年型)。メルセデスのいないルマンは日産が制覇するかもしれないとの予想が多くなった。 開幕前評価の低かったジャガーだが、グッドイヤータイヤの高性能にも助けられ予想以上のパフォーマンスを示したことはジャガーチームの士気を一気に高めたことだろう。 (一方グッドイヤーを失いミシュランにチェンジしたヨーストはほとんど存在感を示すことなくレースを終えた) WSPCヨーロッパラウンドが始まると、メルセデス>ジャガー>日産>その他の序列がはっきりとしてくる。第二戦モンツァでは1−2メルセデス(2台ともC11を投入)、 3−4ジャガーと言う結果になる。終盤まで5−6位の位置にいた日産は2台ともガス欠リタイヤ。
- 39 名前:CarNo.774 :08/10/11 17:47:51 ID:3+L3WF4a
- そして第三戦シルバーストン、「地元」でターボジャガーにとって記念すべきWSPC初勝利の日を迎えることになる。
予選は圧倒的パフォーマンスでメルセデスの1−2、となるはずだったが予選中の規定違反でA号車が失格となる(実はこのマシンに乗るミハエル・シューマッハのWSPCデビューレースだった) 決勝でも残り1台のメルセデスが異次元の速さで独走するが、なんと電気系トラブルで白煙をあげリタイヤ!ジャガーがトップにたつ。 レース終盤までジャガーと2台の日産のバトルが続く。しかし2位走行中の日産はタイヤーバーストでリタイヤ、その後を走っていたもう1台の日産もガス欠(チェッカーを受けることもできず表彰台をふいに)、 ターボジャガーの初優勝を1−2で飾る。ジャガーにとっては88年富士以来のWSPC勝利である。 ルマン用のマシンとは異なるとはいえ、2年ぶりの勝利に向けてチームのムードが最高潮に達したことだろう。 そしてジャガーは2年ぶりの制覇を目指しメルセデスのいないルマンへ臨む。ライバルは日産。 (省略されました・・全てを読むにはここを押してください)
- 40 名前:CarNo.774 :08/10/14 21:53:15 ID:g+LchP07
- 90年のルマンはユノディエールのストレートにシケインが設置された年として多くの人々の記憶に残ったことだろう。
ルマンの特色が失われるとなげくむきもあったが、決勝でさえコンスタントに400kmが出るようになろうかとなればやむをえなかっただろう。 メルセデス不在のルマンだったが、不在であるが故に、この年のレースはまったく予想できないものとなった。 ジャガーは4台、日産は日米欧で5台のワークスマシンを持ちこんだ。トヨタも3台のワークスマシンを持ちこみ、JSPC、WSPCの開幕戦で見せた速さから多いに期待をよせられていたが、 実際はカーボンブレーキを持ちこまず、3.6gの新型エンジンを持ちこまず、前年と異なり予選もアタックをせずただひたすら完走を目指す雰囲気で戦う前からあきらめている感があった。 マツダも初のカーボンモコック&テレメーターシステムを導入したが7872台を含む3台をエントリーしていたが、ことらはあまりに時間がなさすぎた(JSPC富士1000kmが雨天中止になったため、787はルマンがぶっつけ本番状態)。
- 41 名前:CarNo.774 :08/10/14 21:53:56 ID:g+LchP07
- この他ポルシェも昨年も見せた速さから決してあなどれない。とくに「セミワークス」の2台のヨーストは。
予選は期待されたトヨタがアタックせず日産の一人舞台になった。初日はブラバム組のNPTI日産がトップタイムをマークする。 2日め、ポルシェが激走を見せる。それもポルシェ本命のセミワークスヨーストでなくブルンが。NPTI日産、長谷見組カルソニック日産を上回りトップタイムをマークする。 この年のポルシェはシケインができたことで、それまでルマンの定番だった「ロングテール」だけでなく、通常のスプリントの「ショートテール」、クレマーやRLRのようにオリジナルカウルで臨むところなど千差万別。 結果的には「ロング」を選択したヨースト(セミワークス2台のうち1台はクラッシュし決勝断念)より「ショート」を選択したブルンのほうが正解だったようである。 このブルンのタイムをブランデルのNME日産が1100psはあろうかと言う予選スペシャルエンジンで6秒も上回るタイムを出し、日本車初のPPを確定する。フロントロー独占と行かなかったのがタマに傷だったが、日産は1−3−4−5グリッドを獲得。
- 42 名前:CarNo.774 :08/10/14 21:54:30 ID:g+LchP07
- 耐久に予選グリッド自体にあまり意味がないとは言え、チームの実力を満天下に示し、かつチームの士気を高めるのには最高の結果だった。
ついに日本車がルマンを制覇するのか?一方のジャガーは7−8−9−17。NAのジャガーにとってはあくまで「決勝」と言う考えだろう。 この年ジャガーが持ちこんだマシンはV12エンジン搭載のXJR−9の空力を一層リファインしたXJR−12。 新たなチャンピオンが誕生するのか?かつてのチャンピオンが奪還するのか?午後3時52分、PPのNo.24YHP日産を先頭にペースカー日産300ZXを先導にフォーメーションがスタート、午後4時レースはスタートした。
- 43 名前:CarNo.774 :08/10/14 21:55:05 ID:g+LchP07
- レースをリードしたのはPPスタートのベイリーの24番YHP日産。これをF1パイロット・ララウリのブルンポルシェが激しく追う。
長谷見の日産が3位につけ、1回めのピットストップ直前日本人として初めてルマンの首位にたった。 1回目のピットストップ後、トップグループを形成したのは4台のジャガー、日米欧3台の日産、それにブルンポルシェであった。やはり決勝になればジャガーが出てくる。 それ以外のポルシェ、トヨタは完全に脱落した。 日米欧から5台エントリーした日産であったが、欧州組(NME)の1台(現役F1パイロットグルイヤールとドネリーがドライブ)はなんとフォーメーションラップでミッションを壊し0周リタイヤと言う大失態。 NPTIのもう1台も序盤でホイールが外れるトラブル、水漏れなどで大きく後退(もっともこのマシンがFLをマークするのだが)、この時点で3台と数の上でジャガーに対してビハインドを背負うこととなった。 この中から最初に脱落したのはトップを走るNME日産。周回遅れの鈴木亜久里ドライブのトヨタと接触、トヨタはクラッシュしリタイヤ。 (省略されました・・全てを読むにはここを押してください)
- 44 名前:CarNo.774 :08/10/14 21:56:44 ID:g+LchP07
- この時点でジャガーも首位争いに残るのは1台のみで、優勝争いはNPTI日産とブルンを加えた3台に絞られた。
しかしBジャガーと激しく首位を争うNPTI日産であったが、16時間目、燃料漏れのトラブルを起こしリタイヤとなってしまう。 追うべきブルンポルシェもエースラルウリが体調不良で追い上げもままならず、Bジャガーは残りをトラブル起こさず終えれば優勝は確実な状態となった。 その後トラブルが起きたのはブルンのほうで、2位は確実だった残り15分、エンジントラブルを起こしリタイヤとなる。 これでAジャガーが2位に上がり1−2体制に。午後4時、大サポーター軍団が待つ中、ジャガーは2年ぶりにトップでルマンのチェッカーを受ける。 ジャガーの王者奪還である。Bジャガーは一切トラブルのない、完璧なレース運びであった。 この勝利はフォード傘下入りで翌年以降のレース活動が不透明であったジャガーにとってフォードに対する最高のアピールと思われた。 前年はトラブルで勝利を逃がしたとは言え、この年は前々年同様完璧なマネジメント。 (省略されました・・全てを読むにはここを押してください)
-
簡単安心おまかせレンタルサーバ
|